(短歌 枡野浩一 絵 目黒雅也)


イラストレーションの仕事と平行して新渡戸文化学園(http://www.nitobebunka.ac.jp/afterschool/after-blog/?cat=18)で剣道の講師をしています。 イラストレーション歴20年の私ですが、剣道の指導は20年近くお世話になっている中野区の道場「盈進義塾興武館」(道場サイト http://koubukan-kendo.com/ )で少年指導を16年(現在週1回継続中)、公立中学で10年、新渡戸文化でも10年目になります。 私の少年指導は興武館で私自身が指導を受けて来た考え方が根底にあり、少年指導を通してこれまで指導して来たのべ200人強の子供達から多くのことを学びました。 こんなことがありました。興武館のある子供は小学生から中学を卒業するまで10年の付き合いでしたが、三年かけてようやく紐が結べるようになり、面をつけて試合に出てさらに三年かけてようやく一本を取れるようになりました。親御さんからは「いくら試合で負けても平気でいる」と何度も相談を受けましたが、私は興武館で館長、副館長はじめ先生方から学んだ考え方に自信を持っていたため、「続けていれば必ず勝てるようになりますよ」と答えていました。そして三年経ったある日試合に負けて帰ってくると「悔しい、勝ちたい」と初めて口にしたそうです。彼は中学でも私が指導する学校で常に先鋒を務めるポイントゲッターへと成長、高校でも都内上位校の選手、 今は立派な大学生剣士として活躍しています。私自身あまり試合で強いわけではないので、勝ち負け以上に剣道を通して各個人なりの成長があればいいと思っているのですが、このような目覚ましい成長を見せてくれる子供達に励まされたりもします。 さて、 新渡戸文化学園では小学生〜高校生まで幅広く指導しており、小学校低学年の初心者コース(週2回)から、授業内での選択クラブ(小中合同 週1回90分)、放課後のアフタースクール(部活動に該当)では中、高生合同での稽古を週5〜6回を行い、私も毎回面を付けて生徒と打ち込みから行い汗を流しています。対外試合や遠征も盛んに行っています。 まず小学生や初心者中心の稽古では中高生に指導を補佐してもらい、基本となる足捌きを中心に尻尾取りやすり足鬼ごっこなど様々なゲーム性を持たせた運動を取り入れながら楽しく元気よく行う事を重視、声出しのみの試合、蹲踞や振る舞いの美しさを競う試合なども行いながら次第に正しい素振り、打ち込みに発展させて行きます。 私がここで心がけていることは、先述のように”剣道をすることが人間としての成長に繋がる”ということです。子供達は全員が体力に優れ、根性があり、落ち着きがあり、物事の分別がある上で剣道を始めるかというと多くの場合そうではありません。親御さんや先生方から期待されることはまずは”礼儀作法” ”我慢強さ” ”基礎体力の向上” といった教育的な事柄が多いです。それらは剣道という高度な身体運動を通して子供達と沢山話しをしながら、時には叱咤し、一緒に汗を流し、笑いながら自然と身につくものだと思います。大人は皆早く結果を求めてしまいます。「特に我が子、我が教え子こそ」と焦ります。私のような未熟者が指導をする価値があるとすれば、興武館で剣道に人生を賭けてこられた一流の方々の教えを請うことによって、下手で勝負弱い私がある程度の技術を身につけ、成長を実感出来ていることだと思います。興武館では、言葉ではごく分かりやすい最小限の基本を教え、後は先生方に互角の気分で掛かることによって各自が学び、どんなに時間がかかっても少しづつ確実に成長できればいい、というスタンスがあります。 新渡戸文化学園でも、初心者指導において私はまずはある程度熟達した生徒の剣道を見せ、「こういう風になりたい」という気持ちになってもらいます。そして少しづつ話しを聞けるようになる、足が速くなる、大きな声を出せるようになる、という過程を踏んでいき、高学年から中学生になる頃にはある程度の剣道をするようになります。中学生からは試合を沢山しますが、人数的に少ないため初心者と上級者混成でチームを組み、それぞれの役割を与えて試合に望みます。中学生は素直なので初心者でも一年ちょっとでしっかり技を覚えます。現在新渡戸文化中学は実力のある経験者も集まり始めており、今後のさらなる活躍を目指します。 ひとつだけ残念なことは、小学高学年になると塾に通い始めて稽古を辞めてしまう子供達が増える傾向にあることです。また、沢山の習い事を重複するのも同様です。ある程度様々な習い事をするのは良い事ですが、子供の時間が習い事に埋め尽くされるのもどうかと思います。習い事は一つか二つに絞り集中させ、あとは自由に遊ばせるのも大切だと思うのです。小学生から中学生の時期は、体力気力ともに成長著しく、また自主性や創造力が付いて、これまで積み重ねて来た基本が一気に開花して自信に変わる大切な時期ですので、出来るだけ剣道の稽古を継続することが重要と考えています。剣道を通してそれまで出来なかったことが少しづつ出来るようになると、「あれもさせよう、これもさせよう」となる気持ちは分かるのですが、剣道の本当の奥深さを知るための基本動作を長い年月をかけてようやく身に付けたのに、手塩にかけて育てて来た子供たちが稽古から離れて行ってしまうのは辛いものです。 実際新渡戸文化の生徒の中には文武両道で成績トップの生徒が沢山います。又他の芸事にも熟達する者も多く、私自身本業のイラストレーションの基本は剣道にあると言っても過言ではありませんが、毎日剣道にひたすら打ち込んだ道場での青春時代の日々があって始めて今に繋がります。 もし興味を持たれた小学生、中学生は是非新渡戸文化の稽古にも出稽古に来て頂き、出来ることなら一緒に盛り上げていくチームメイトとなって頂ければ幸いです。 ★新渡戸文化中学高等学校剣道部へ出稽古に来ませんか?★ 稽古日(月火木金16時〜18時土14時〜16時)対象小学校五年以上、中・高生なら誰でも歓迎(来校日程ご連絡下さい)・道場・学校単位で合同稽古・試合も大歓迎。 指導者 青木奈都子 教諭 五段 目黒雅也 剣道講師 六段 剣道部実績 中野区優勝 都大会ベスト8等/お気軽にご連絡ください 新渡戸文化学園 青木 0333810408

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▲あかね書房より絵本「あれたべたい」2016年6月刊行 ぶん 枡野浩一(歌人) え 目黒雅也
●剣道六段(新渡戸文化学園剣道講師)
●日大芸術学部にて安西水丸氏に師事
●日大芸術学部学部奨励賞
●イラストレーションヨコハマコンペ
1999、2000入選
●SAPPORO BEER TOKIO HOT 100 AWARD
ポスターデザイングランプリ
●誌とファンタジー公募入選
●13回TIS公募入選
●小学館文庫「洞窟オジさん」装丁

☆主な取引先☆
リットーミュージック/あかね書房/小学館/ソニーミュージック/中央公論社/実業之日本社/マキノ出版/NHK/JR東日本/ホリプロ/シンコミュージック/大京/大泉村/エイ出版社/ソニーマガジンズ/プレアデスセンター/ニューズ出版/ビレッジレス ナレッジフォア/日本デキシー/日経BP/兵庫県満願寺/新渡戸文化学園/杉並区教育委員会/ハクデザイン/森田デザインプロダクション/ノーブルウェブ/新潮社/山と渓谷社/エディトルームカノン/マックスライン/ など

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