渋谷ユーロスペースでの映画「ソング・オブ・ラホール」に伴う展示「イラストレーション・オブ・ラホール」。無事終了しました。
ご一緒したあずみ虫さん、そで山かほ子さん、タムラフキコさん、古谷充子さん、山下アキさん、山崎杉夫さん、網中いづるさん、上路ナオ子さん、ありがとうございました。






原画 ポストカードを #目黒画廊。Tシャツやマグカップを #目黒雑貨店で販売開始します。

これまでに描いた絵を厳選した商品ぶかりです。是非ご覧になってください。




結婚2年目である。妻との 交際は足かけ8年目、途中1年半別れていた。別れて1年経つと「取り返しのつかないことをした」という気持ちになり彼女と復縁すべく行動を開始した。 連絡してみると何とか会うことが出来て楽しく食事のみのデートをして帰る。その後またぼくは致命的なミス(彼女の誕生日を忘れるという)を犯して絶交された。慌てて許しを懇願する手紙を出し、メールをし、電話には出てもらえず半年が過ぎた。電話、メールは着信拒否をされいよいよ打つ手がなくなり家を訪ねたがダメで警告的なメールが来てまた着信拒否になる。ほとんどストーカーの扱いである。 ぼくは最後の作戦に出た。それは彼女との思い出の喫茶店に行き考え抜いたことだった。その喫茶店のパンフレット(素敵なレトロなデザイン)を仕事先(彼女は当時剣道の指導をしていた学校の教員だった)ですれ違いざまに「ここに行って来たんだ」と言って手渡したのだ。 その夜メール着信拒否は解除されていた。
ぼくは西荻窪の純喫茶それいゆでお茶をする約束を取り付けて、一番角のテーブルを”西荻の天草四郎”(とぼくが勝手に名付けた美男子店員で今では実力派ミュージシャン)吉原章氏(現在は店員ではない)に押さえてもらい、前日も彼と飲んで相談した。彼はぼくの周りにいる多くの”復縁は絶望的だから諦めろ”派とは違い唯一の”やれることをやろう一ミリでもチャンスがあれば”派で精神性も含めてそれいゆ史上最強のイケメンだとぼくは思っていた。彼とはお店で見かけるようになってから三年くらい経ってようやく話をするようになりクセのある客の悪口を言いあったりするうちに意気投合したのだ。 彼女はデートを了解してくれはしたがすでに付き合いかけている相手がいるそうだった。ぼくは前日から彼女にひたすら(とにかく全て)謝り続ける覚悟をした。泣く練習までした。(現にわかれてからしばしば後悔のあまり泣いたこともあったから嘘泣きとは言わないで欲しい)。ぼくが人前で泣いたのは小学一年のときに矢部というおばさん先生が給食を残させてくれず、掃除中も、帰りの会になっても食べきれず、その唯一の同志中山さえ食べ終わったからついに心が折れて泣きながら「先生、残させてください」と懇願したそのときくらいのものだった。後でこの中山がそのときにインチキをして食パンをカバンに入れ帰り道に捨てたという話を聞いて歯噛みして悔しがったのは中二になった頃。ちなみに中山は学年で一番、ぼくは三番目に足が速く勉強もぼくより出来たから、全てにおいて彼を格上のアスリートとして尊敬していたが、その話を聞いて「勝った」と思った(根拠らしい根拠はないが)。他に泣いたのは荒れた中学生の指導員の副業をしたときの卒業式くらい。 話は脱線したがその後ぼくは何とか彼女を妻とすることが出来た。彼女にパンフレットを渡した喫茶店の名は渋谷「名曲喫茶ライオン」だ。このライオンも西荻窪「それいゆ」も2016年6月に(あかね書房)から刊行された #絵本 「あれたべたい」文 枡野浩一 絵 目黒雅也 (購入はこちらから) の大切なシーンに描かれている。お客さんとして彼女もどこかに登場しています。
はじめに「目黒さんの描きたい絵を描いてくださいね。浮力のある絵なのでぼくが風を吹かせますから」と言ってくださり、その通り見事なまでにお話を仕上げられた歌人枡野浩一さんと、難解な舵取り役を背負い力むことなく出版という港へと届けて下さったあかね書房の榎さんには、本当に感謝しかなく、ぼくの半生を込めることが出来たと思っています。いや、すべてを込めなければとても描けなかった作品なのです。





以前西荻窪で行った個展「ラブレター」でもこのときのけんまつを描きました。よろしければご覧ください。 目黒雅也


1998年日大芸術学部デザイン学科一期生の頃、学生だてらに春休みにトラック運転手や教材の訪問販売のアルバイトで稼いだお金で本田まさゆきとマンションを借りてフリーイラストレーターとして仕事を始めました。
以来描いた2000点程のイラストレーションの多くをInstagramにアップしました。 https://t.co/gxH5CCvhQW

安西水丸師のもとで夢と希望に燃えていた1999年〜。独立して貧しくも自由にチャレンジした2000年〜。試行錯誤と行き詰まりにあえいだ2005年〜。自分のイラストレーションとは何かを模索した2010年〜。安西師を失い、そうして新たに進んだ2014年。長くチャレンジした公募に入選など自分のイラストレーションをようやく踏み固めた2015年。結婚、出産、出版へと新たな道を歩みはじめた2016年。まだまだ新人です。10年ぶりに会う人からも「目黒は変わらない。」と言われます。本田まさゆき、安西水丸師、枡野浩一さん。亡くなられた方、引退され、転職され、あるいは未だ長くお付き合いさせて頂けるクライアントの方々。思えば人に恵まれた楽しい毎日でした。これからもずっと変わらずやりたいです。変わらないために悩んできた、歩んできた19年あまりをよろしければご覧ください。









花火を描きました。


版元もまだ決まっていませんが、枡目組カルタを作っています。 文 枡野浩一 絵 目黒雅也




版元募集中です!

版元もまだ決まっていませんが、枡目組カルタを作っています。
文 枡野浩一
絵 目黒雅也




続く



YouTube動画

映画「ソング・オブ・ラホール」@ユーロスペース 8/13日〜公開。

同時開催「イラストレーション・オブ・ラホール」〜9人のイラストレーターが描く「ソング・オブ・ラホール」の世界〜期間:8/13(土)〜上映期間中 会場:ユーロスペース ロビー

参加イラストレーター:あずみ虫、網中いづる、上路ナオ子、そで山かほ子、タムラフキコ、古谷充子、目黒雅也、山崎杉夫、山下アキ


みなさんはパキスタンという国をご存知でしょうか?ぼくは西荻窪にあるラヒ・パンジャービーキッチンという安西水丸先生が行きつけであったカレー屋さんのぬくもりを感じるような味わいを通して何となく知っていました。パキスタンカレーというのは、日本の大衆酒場にあるもつ煮込みのような、あるいはお母さんの肉じゃがのようなどことなく懐かしい、親しみの沸くシンプルで優しい味わいなのです。また、マスターの花田ラヒーム(ラヒ)さんの気さくで安西先生曰く(日本の侍のような佇まい)からは、毅然としながらもユーモラスな明るい気質を感じます。そんな訳でなんとなくパキスタンに対して好印象を持っていました。しかし実情は少しばかり違っていて、大変に厳しい情勢のようなのです。

【映画の概要】「スイングしなけりゃ後がない!?」
パキスタンという国はかつてインド亜大陸最高峰の芸術の都でした。それが宗教紛争、テロなどによる政治的変動、文化の破壊により、”芸術の静かな死”をむかえ、危機感を感じた伝統音楽の名手達は密かに子や弟子にその技術を伝えながらも一切評価されず次々とこの世を去っていくのでした。国内に聞き手がいない中誇りを捨てず「悲しみを知る情感」、「たぐい稀な超絶的リズム感覚」を孤独に磨いてきた伝承者たち。彼らは最後の希望としてサッチャルスタジオオーケストラを結成、YouTubeでパキスタン古典音楽の技術を取り入れたJAZZ”サッチャルジャズ”を全世界に発信。評価と賞賛を勝ち得るのです。そしてこの映画はJAZZ最高峰の演奏家ウィントン・マルサリス率いるバンドとニューヨークでの大舞台に挑む一部始終を描いたドキュメンタリー。
世界最高峰のアドリブセッションと、目の肥えた観客、初めての大観衆。場数をふんだプロフェッショナルでも足がすくむ緊張感を前に彼らは意外にもコミカルなまでに明るく、全員で神に祈りを捧げ(その姿はとてもいじらしくみえます)ステージにのぞみ、研ぎ澄ました刀を抜き放つように・・何よりも雄弁に語るのはその演奏なのでした。表現する者の住む世界をかじっているぼくは涙と興奮なくしては見られませんでした。逆境の中でもチャンスはおとずれ、磨いていれば必ず発見される。

「深海の珊瑚でさえ人間は見つけ出した」と安西水丸先生はおっしゃっていたことを思い出します。

【サッチャルジャズアンサンブル日本無料コンサート公演】
このサッチャルジャズアンサンブルの達人たちが9月日本に来て無料コンサートを開くというのです。パキスタン情勢は未だ不安定でこの映画さえ上映されず、彼らの招聘にはそれなりの資金がかかるそうです。その為の支援が求められています。もしご興味ある方がおられましたらこちらより詳細ご覧下さい。


「ソングオブラホール」公式サイト


彼らの芸術が祖国の栄誉となりますように。



枡野浩一×目黒雅也
【西荻窪の二人〜18年かけて街を歩いて飲んで食べて、絵本をつくってわかったこと 】『あれたべたい』刊行記念
2016/07/31 Sun 下北沢 B&B
(B&Bはビールやコーヒーを飲みながら本やトークイベントを楽しめる書店です)
ご予約はこちらから(B&Bサイト)

【参加費】
1500円+ワンドリンク
(6歳未満のお子さんは無料。登壇者は二人とも子供好きなので、参加者の皆様のご理解をよろしくお願いします。

絵本『あれたべたい』(あかね書房)および枡野浩一の新刊『愛のことはもう仕方ない』(サイゾー)をご購入の方にはトーク終了後、サインします。
(もう別のところで買って持っているというかたはこっそり持参してください)

【Amazonレビュー感謝祭、開催中!】
レビューはこちらからどうぞ
絵本『あれたべたい』および枡野浩一の新刊『愛のことはもう仕方ない』に関して、Amazonレビューを書いたら枡野か目黒にTwitterやFacebookでお知らせください。二人が面白いと感じたものを選び、当日イベントで発表します。三名様に目黒雅也手描きイラストレーション入りトートバッグ(※写真参照)をプレゼント。レビューを書いてくださったかたが会場にいた場合、もれなくポストカードなど粗品進呈します。



また、トーク終了後に目黒雅也が、あなたのイラストレーションに対面でアドバイスするコーナーも!(枡野浩一が短歌にアドバイスするコーナーはありません)なお、プレゼントや粗品進呈は当日イベントに参加するかたに限らせていただきます。あしからずご了承ください。

【出演】
枡野浩一
歌人。西荻窪うまれ。
吉祥寺に十年住み、吉祥寺を舞台にした短歌小説『ショートソング』(集英社文庫)が漫画化されるほどヒット。現在は南阿佐ヶ谷にある、書店とは名ばかりの仕事場「枡野書店」を活動拠点としている。著書、共著編著も含めて41冊ほど。
高校の国語教科書に短歌代表作が掲載されたあたりから「自分にはもう伸びしろがない」と感じ、竹馬自殺を考えるようになる。2013年より約2年間、ハリウッドザコシショウを擁する芸人事務所SMAに所属。詩人・本田まさゆきとの芸人コンビ「詩人歌人」および先輩芸人が加入したトリオ「詩人歌人と植田マコト」の活動に活路を見いだすも、収入減と体力の限界による離脱を余儀なくされ文筆業に復帰。2016年6月には初の絵本『あれたべたい』と、芸人活動の挫折、離婚をめぐる対人関係、性についてなどを赤裸々に描いた実録小説『愛のことはもう仕方ない』刊行。話題沸騰中。
本人は「これからはババロア評論家になりたい」と主張。TBSラジオ出演時、司会の荻上チキ氏に「ますます仕事がなくなりそう」(意訳)と言われたのが最近のトピック。

目黒雅也
イラストレーター。西荻窪うまれ。
日大芸術学部卒業後、16年間、本田まさゆきと「デザインコンビ」として西荻窪で活動。幼少期を含めるとのべ32年西荻窪で過ごす。
恩師・安西水丸の「日本を代表するイラストレーターになれ」という言葉を果たせずに、長い暗中模索の時代を経験。
2014年、安西水丸氏が亡くなったころイラストレーションコンペ入選で再び手ごたえをつかむ(「HBギャラリーコンペ」ファイナリスト、「詩とファンタジー」宇野亜喜良選、TIS公募入選)。自作画集『挿絵道』を無料配布し、のちの絵本デビューにつながる。本田まさゆきを介して枡野浩一と出会ったのが2014年7月6日。2015年11月、短歌とイラストレーションの合作をする「枡目組」を結成、二人で高円寺フェスに参加して手描き短歌絵Tシャツを制作。そこにお客さんとしてあらわれた、あかね書房の編集者・榎一憲氏とタッグを組み、初の絵本「あれたべたい」を2016年6月に上梓。着手から半年かかったものの、榎一憲氏いわく「史上最速」とのこと。



二人のまったく異なる恋愛観・女性観。食についての態度。父親としての話。目黒雅也の修行してきた剣道。言葉の求道者たる枡野浩一の短歌。イラストレーションのこと。歩んで来た日々を詰め込んで仕上がった絵本を通して見えるものは何か。など、とりとめなく縦横無尽に語ります。

皆さま是非ご参加ください。一緒に飲みながら語りましょう。

文=目黒雅也(+枡野浩一)



【おまけ】
「枡野は食べ物に興味が薄く、目黒は食いしん坊」「枡野は女性の才能に惚れ、目黒は剣道で養った動体視力で外見ばかり見ている」など、意見が割れて紛糾したツイキャス放送はこちら



レビュープレゼントのトートは「あれたべたい」(片面)、植物(両面)、短歌絵(両面)の三種、参加賞はカード。












「栄養と料理」7月号。香川芳子(香川栄養学園学園長)先生のエッセイに描いたイラストレーション。梅雨明けの海を。







「栄養と料理」8月号。香川芳子(香川栄養学園学園長)先生のエッセイに描いたイラストレーション。
夏になったね。夏の絵はいつもこれが出てくるなあ。一人っ子なのになぜか。どこかで眺めた名残の心象風景なのだろうか。孤独な第三者の視点として。


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▲輝け!ニッポンのかみしばい

▲instaglum 1998年〜のほぼ全ての作品公開

▲あかね書房より絵本「あれたべたい」2016年6月刊行 ぶん 枡野浩一(歌人) え 目黒雅也
●剣道六段(新渡戸文化学園剣道講師)
●日大芸術学部にて安西水丸氏に師事
●日大芸術学部学部奨励賞
●イラストレーションヨコハマコンペ
1999、2000入選
●SAPPORO BEER TOKIO HOT 100 AWARD
ポスターデザイングランプリ
●誌とファンタジー公募入選
●13回TIS公募入選
●小学館文庫「洞窟オジさん」装丁

☆主な取引先☆
リットーミュージック/あかね書房/小学館/ソニーミュージック/中央公論社/実業之日本社/マキノ出版/NHK/JR東日本/ホリプロ/シンコミュージック/大京/大泉村/エイ出版社/ソニーマガジンズ/プレアデスセンター/ニューズ出版/ビレッジレス ナレッジフォア/日本デキシー/日経BP/兵庫県満願寺/新渡戸文化学園/杉並区教育委員会/ハクデザイン/森田デザインプロダクション/ノーブルウェブ/新潮社/山と渓谷社/エディトルームカノン/マックスライン/ など

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